1. HOME
  2. お知らせ
  3. 【お知らせ】4月25日は「世界マラリアデー」|ソラテクノロジーはマラリアのない世界を目指します

NEWS

お知らせ

【お知らせ】4月25日は「世界マラリアデー」|ソラテクノロジーはマラリアのない世界を目指します

AIと航空宇宙技術でグローバルヘルスや気候変動課題に取り組むSORA Technology株式会社(本社:愛知県名古屋市、Founder兼CEO:金子洋介、以下ソラテクノロジー)は、4月25日の「世界マラリアデー(World Malaria Day=WMD)」を迎え、現在取り組んでいるドローンとAIを組み合わせた革新的なマラリア対策事業を前に進めることによって、1日も早くマラリアのない世界の実現を目指す決意を新たにいたします。

◾️マラリア罹患者数、死亡者ともにコロナ禍以前よりも悪化

新型コロナウイルスのパンデミックによって、マラリア対策が長期に渡って中断されたため、世界的な状況はパンデミック以前よりも悪化しています。
世界のマラリア罹患者数は、2000年の2億4,300万人から2019年の2億3,300万人というように減少傾向でしたが、パンデミックを挟んだ2022年には約2億4,900万人と500万人増加しました。
死亡者も同じ傾向が見られ、2019年は57万6000人だったものが、2022年の推定死亡者数は60万8,000人となっています。

*WHO(世界保健機関)「World malaria report 2023」より

◾️求められる新しいマラリア対策

これまで取られてきた主なマラリア対策は、殺虫剤を含ませた蚊帳や殺虫剤屋内残留噴霧(室内スプレー)でした。一定の防除効果をあげてはいるものの、感染者を劇的に減らすまでには至っていません。また、気候変動に伴って蚊の生態系が変化したりこれまでにいなかった蚊が発生したりすることで、屋外での対策も求められるようになっています。
その一つが、LSM(Larval Source Management )と呼ばれる蚊の幼虫(ボウフラ)が成虫になる前に水たまりで駆除する手法です。

 

◾️ドローンとAIを組み合わせたマラリア対策

ソラテクノロジーは、LSMにドローンとAIを用いて、革新的な方法でマラリア対策に取り組んでいます。これまでLSMは、人海戦術で無選別に水たまりに殺虫剤を散布していましたが、ドローンとAIを駆使することで人的コストの削減と環境負荷の低減を実現しました。
固定翼型ドローンで広いエリアを撮影して水たまりを検知し、AIでボウフラ繁殖リスクが高い水たまりを抽出します。高リスクの水たまりにだけ殺虫剤を散布します。
この技術によって、マラリアの感染リスクを減らすことができ、その地域で暮らす方々の生活水準の向上に寄与します。

◾️事業紹介動画の公開

世界マラリアの日に合わせて、ソラテクノロジーの事業を紹介する動画を作成しました。
ドローンとAIを組み合わせたマラリア対策はどのように行われているのかをわかりやすくまとめています。ぜひご覧いただければと思います。

動画はこちらから

◾️Founder兼CEO 金子洋介のコメント

マラリアは遠い国の出来事ではありません。気候変動の影響により私達が住む地球全体の最大の課題の一つです。我々SORA Technologyは、最新のAIと航空宇宙技術でマラリア対策にゲームチェンジを起こし、この闘いに終止符を打てるように努力します。
一人一人のご理解とご支援をいただきながら、マラリア対策に取り組んでまいります。

 

◾️ソラテクノロジーについて

「「宙(SORA)」から人の生き方に変革を」をミッションに、ドローンを中心としたエアモビリティの活用によって、「災害や疫病に負けない持続可能な社会の実現目指します。

本件に関するお問い合わせ先
SORA Technology株式会社 広報:佐藤
E-mail:ichiho.sato@sora-tech.com

最新記事