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【お知らせ】東大院、秋田大との共同研究がNEDOのSBIR推進プログラムに採択|高ペイロード長時間飛行する固定翼UAV機の開発プロジェクト

「『宙(SORA)』から人の生き方に変革を」をミッションに掲げるSORA Technology株式会社(本社:愛知県名古屋市、Founder兼CEO:金子洋介、以下「ソラテクノロジー」)は、東京大学大学院工学系研究科土屋研究室の森田助教(以下、土屋研)と秋田大学田島・吉田・櫻井研究室の櫻井助教(以下、田島研)と共同で進める高効率で飛行できる固定翼UAV機の開発プロジェクトが、2023年度のNEDOのSBIR推進プログラム(一気通貫型*)に採択されました。高効率で飛行するUAV機を実現させ、途上国における医薬品のラストマイル配送の課題解決に貢献します。

 

■SBIR推進プログラムとは

内閣府が司令塔となって、省庁横断的に実施する「日本版SBIR(Small/Startup Business Innovation Research)制度」の一翼を担うプログラムで、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)も参画しています。多様化する社会課題の解決に貢献するスタートアップ等の研究開発の促進及び成果の円滑な社会実装を目的としています。
*一気通貫型:経産省・NEDOがフェーズ1・2とその後の支援を一気通貫で行うもの

https://www.nedo.go.jp/activities/ZZJP_100205.html

■共同研究の内容

ソラテクノロジーが土屋研と田島研と共同で開発を進めているのは、ペイロード5kg、航続距離50km以上の固定翼UAV機です。機体形状の最適化による空力性能の最適化と高効率モータの開発による電動推進系の効率向上によって実現を目指します。

■解決を目指す課題

ソラテクノロジーは、この事業で開発を進める固定翼UAV機を使って、アジアやアフリカの新興国での医療物資ラストマイル配送に対する課題の解決を目指します。陸上交通の便が非常に悪い新興国では、トラックやバイクでは思うような輸送ができない現状があります。こうした課題を解決するために、ある程度の重量物でも運搬でき、長時間飛べる固定翼UAV機を使うことによって、必要な場所に安定的に医療物資を配送することが可能になります。また、飛行に際して二酸化炭素を排出しない固定翼UAV機は、地球環境の負荷軽減の面でも貢献いたします。

■SORA Technology株式会社について

SORA Technologyは「『宙(SORA)』から人の生き方に変革を」をミッションに、ドローンを中心とするエアモビリティを駆使した、新しい社会インフラを創出します。途上国における先行的な社会実装を目指し、マラリアなどの感染症やラストマイル配送など喫緊の社会課題の解決に貢献しながら法整備やドローン運行管理システム(UTM)、ドローンライセンス等の導入支援も含めた、ワンパッケージとしての事業を行います。
また、途上国で培った運用・技術をもとに、先進国へのリバースイノベーションも目指し、「宙(SORA)を活用した災害・疫病に負けない持続可能な社会」「世界の宙(SORA)の安全な管理・統合」を実現していきます。

https://sora-technology.com/

本件に関するお問い合わせ先
SORA Technology株式会社 広報:佐藤・小島
E-mail:ichiho.sato@sora-tech.com

NEDOのSBIR推進プログラムに採択

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