1. HOME
  2. お知らせ
  3. 【お知らせ】CEOがガーナ共和国大統領を表敬訪問|マラリア対策事業やデジタル人材の育成の取り組みを説明

NEWS

お知らせ

【お知らせ】CEOがガーナ共和国大統領を表敬訪問|マラリア対策事業やデジタル人材の育成の取り組みを説明

AIと航空宇宙技術でグローバルヘルスや気候変動課題に取り組むSORA Technology株式会社(本社:愛知県名古屋市、Founder兼CEO:金子洋介、以下ソラテクノロジー)は、CEOの金子が2月3日にガーナ共和国の大統領を表敬訪問したことをお知らせします。
アフリカでグローバルヘルスに貢献する日系企業の集団「グローバルヘルスを応援するビジネスリーダー有志一同」の一員としてガーナを訪れた際に、ナナ・アクフォ=アド(Nana Akufo-Addo)大統領との面会が実現し、ソラテクノロジーがガーナで取り組むマラリア対策事業やデジタル人材の育成について説明いたしました。
大統領への表敬訪問を機に、ドローンとAIを組み合わせたマラリア対策事業の社会実装を加速させてまいります。

ナナ・アクフォ=アド大統領(中央)を表敬訪問する金子(右から4人目)

◾️保健行政執行機関の長官と面会、ヘルスケア事情を共有

ナナ・アクフォ=アド大統領への表敬訪問に先立ち、ガーナでの保健行政執行機関であるガーナ・ヘルス・サービス(GHS)の長官と面会し、ガーナのヘルスケア事情の説明を受けたほか、長官はソラテクノロジーの取り組みに期待を示してくださいました。

柄杓を持つGHS長官と金子(長官の右隣)

◾️社会実装を目指すマラリア対策事業

ソラテクノロジーは、マラリアを媒介する蚊の幼虫(ボウフラ)が成虫になる前に水たまりで駆除する手法(Larval Source Management =LSM)にドローンとAIを用いています。これまで人海戦術で無選別に殺虫剤を散布していたLSMを、ドローンとAIを用いることで人的コストの削減と環境負荷の低減を両立する革新的な技術です。
固定翼型ドローンで広いエリアを撮影して水たまりなどを捕捉し、AIでボウフラ繁殖リスクが高い水たまりを抽出し、高リスクの水たまりにだけ殺虫剤を散布します。この技術が確立されればマラリアの感染者を減らすことが期待でき、ガーナで暮らす方々の生活水準の向上、ひいてはアフリカ経済の発展にも寄与します。
SDGsの目標の一つである「すべての人に健康と福祉を」の実現に貢献して参ります。

■ガーナ大学と人材育成に関するMOUを締結

ソラテクノロジーは2023年12月にガーナでのドローンの製造やボウフラが生息する水溜まりのデータ収集などの領域で協力できるように、ガーナ大学基礎応用科学部とドローンやAI開発のインターンに関するパートナーシップ覚書(Memorandum of Understanding=MOU)を締結しています。
また、2023年12月に独立行政法人国際協力機構(JICA)の「中小企業・SDGsビジネス支援事業」に採択もされており、マラリア対策技術の確立とビジネス化に道筋をつけてまいります。

関連リリース

【お知らせ】ガーナ大学とドローンやAI開発のインターンに関する覚書を締結

【お知らせ】ドローンとAIを組み合わせたマラリア対策事業がJICAプログラムに採択

ガーナ大学とMOUを締結する

■ソラテクノロジーについて

ドローンとAIを組み合わせたマラリア駆除対策に取り組むことで、国連が目標とする「2030年までのマラリア根絶」へ貢献します。さらに新興国で培ったドローンの運用技術を先進国でリバースイノベーションすることを目指し「宙(SORA)を活用した災害・疫病に負けない持続可能な社会」を実現します。

本件に関するお問い合わせ先

SORA Technology株式会社 広報:佐藤・小島

E-mail:ichiho.sato@sora-tech.com

写真のダウンロードはこちら

 

最新記事