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お知らせ

福岡資麿厚生労働大臣にグローバルファンド及びGaviへの支援と日本のスタートアップのデジタル技術活用を要請

グローバルヘルスを応援するビジネスリーダー有志一同として

AIと航空宇宙技術でグローバルヘルスと気候変動課題に取り組むSORA Technology株式会社(本社:愛知県名古屋市、Founder兼CEO:金子洋介、以下ソラテクノロジー)は、ソラテクノロジーも加わるグローバルヘルスを応援するビジネスリーダー有志一同(代表:渋澤健)として、福岡資麿・厚生労働大臣に対し、グローバルファンドおよびGavi*への日本政府による資金支援の継続・拡充を含むグローバルヘルス分野での支援を求める要望書を提出しました。
*GAVI=Gavi, the Vaccine Alliance、Gavi(ワクチンアライアンス)は、低所得国におけるワクチンの供給拡大を目的に、国際機関、各国政府、民間団体が連携して設立された国際的な官民パートナーシップ

6項目のアクション実行を要請

要望書を通じて、日本政府に対して以下6点の具体的なアクションの実行を要請いたしました。

1)創薬基盤の強化・医薬品等の開発環境整備を推進しながら、国内市場への貢献に留まらず、日本の研究開発力をグローバルヘルスの課題解決にも応用できるよう、途上国のニーズも踏まえた国内外における研究開発の支援を実行すること。

2)日本企業の製品・サービスの調達がグローバルヘルス分野の国際機関において促進されるよう政府として支援する仕組みを強化すること。

3)重大な保健課題を抱えるグローバルサウス諸国への支援拡大に向け、TICAD 9において、グローバルヘルス分野における日本の役割について積極的にコミットメントを示すこと

4)「世界の健康を守る」安全保障の強化は、日本国民の命を守ることにつながる。ワイズスペンディングを徹底しつつ、日本のODA総額におけるグローバルヘルス分野への支出を、デジタル技術やイノベーションなども含め、戦略的に拡大すること。また、ODAを触媒とした官民連携や課題解決型のインパクト投資を世界で推進することで、民間の投資資金を動員させること。

5)グローバルヘルス分野の国際機関への拠出金の要請に日本企業の意見も踏まえながら外務省と連携し、戦略的に応えること。特に、本年に増資会合を迎えるGaviワクチンアライアンス、及び世界エイズ・結核・マラリア対策基金に対する資金拠出について、日本が理事会の議席を継続できるよう積極的にプレッジすることで国際機関における日本の発言力を強化すること。

6)厚生労働省国際保健ビジョンに基づき、UHCナレッジハブ、関係省庁との連携を促進し、国際保健外交をオールジャパンで総合的かつ戦略的に推進すること。また、「国際保健人材プール」を通じて、グローバルヘルス分野で活躍できる人材の育成および活用をさらに強化すること。

グローバルヘルス分野におけるソラテクノロジーの取り組み

マラリアをはじめとした感染症対策の現場において、ドローンやAIを駆使して感染リスクの予測、防除活動の最適化に取り組んでいます。グローバルファンドおよびGaviとの今後の連携により、現地での予防・治療体制の強化や、保健医療資材の安定供給の実現を目指しています。特に、両機関が支援する地域における物流・感染管理の分野で、SORA Technologyの技術と知見を活用し、支援効果の最大化に貢献してまいります。

会社概要

会社名:SORA Technology株式会社
所在地:愛知県名古屋市
代表者:金子洋介(Founder兼CEO)
事業内容:ドローンおよびAIを活用した感染症対策、農業支援、災害対応技術の開発・提供
設立:2020年
ウェブサイト:https://sora-technology.com/
Linkedin:https://www.linkedin.com/company/sora-technology/
Facebook:https://www.facebook.com/sora.technology/

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