アフリカ全土から課題解決型のテクノロジーが集結する「Africa Tech Summit」に出展
ドローンとAIを駆使した農業の生産性向上を支援
AIと航空宇宙技術でグローバルヘルスや気候変動課題に取り組むSORA Technology株式会社(本社:愛知県名古屋市、Founder兼CEO:金子洋介、以下ソラテクノロジー)は、2月13日、14日にケニアのナイロビで開催される「Africa Tech Summit」に出展することをお知らせいたします。
アフリカ全土の最先端テクノロジーが集結する「Africa Tech Summit」で、ソラテクノロジーは、ドローンとAIを駆使した水モニタリングシステムなどを紹介し、アフリカ大陸における農業の生産性向上に貢献します。
◾️農業生産性の向上が不可欠
アフリカ大陸では人口の増加とともに食糧需要が急増しており、農業の生産性向上が求められています。しかし、家畜の過度な放牧や水害などによる土壌侵食、さらに気候変動の影響によって農業生産量が大幅に減少するとする予測もあります。
また、アフリカの農家の多くは小規模であり経営が不安定であるため、大規模に新しい技術を導入することが金銭的に難しく、低コストで導入できる農業支援策の提供が急務です。
◾ドローンとAIを組み合わせた農業支援
上記のような課題を背景に、ソラテクノロジーではドローンとAIを組み合わせた農業支援策に取り組んでいます。
1)UAV(無人航空機)による水田の水管理モニタリング
水稲栽培において必要不可欠な水管理にUAVを用いて水田の水状況をモニタリングすることで、中干し期間*を最適化することで、収穫量の増加と品質向上を支援します。さらに、メタンガス排出量を削減し、地球温暖化の抑制にも貢献します。
*中干しとは=水稲が枝分かれする時期に一時的に水田から水を抜いて干すこと。土中の有害ガス(硫化水素、メタンガスなど)の発生の抑制のほか、根腐れ防止や根の活力を高めることなどの効果があります。
2)作物の成長状況などをリアルタイムで把握するデータ駆動型農業
ドローンで高精度なデータを収集・提供することで、農家が必要なタイミングで適切な対応をとれるよう支援します。
◾️Africa Tech Summitの概要
開催時期:2025年2月13日、14日
開催場所:ケニア・ナイロビ
アフリカのテクノロジー業界のリーダー、投資家、スタートアップが一堂に会し、ビジネスや投資の促進、最新の技術動向の共有、ネットワーキングを行う主要なイベントです。2025年は、4つの分野(Startup、Money&DeFi、Climate Tech&Investment、Mobile&App)をテーマに開催され、1,000社以上が出展する予定です。
公式ウェブサイト:https://www.africatechsummit.com/nairobi/
◾️ソラテクノロジーについて
ドローンとAI技術を活用し、気候変動や健康リスクといったグローバルな課題に取り組み、以下の領域でソリューションを展開しています。
- 1)感染症対策
マラリアやコレラといった感染症の拡大を防ぐための予測システムや防除支援システムの開発。AIを活用し、気候データや感染パターンを分析することで、地域や時期ごとの感染リスクを予測し、迅速な対策を可能にします。 - 2)農業分野での温室効果ガス削減
特にメタンガスの削減に注力し、農業活動から発生する温室効果ガスを監視・削減する技術を提供しています。ドローンを使ったデータ収集とAI解析により、効率的かつ持続可能な農業を支援しています。
- 3)災害対応と気候変動への適応
気候変動によって増加する自然災害(洪水や干ばつなど)への対応策をサポートし、地域社会が災害や疫病に強くなるためのソリューションを提供しています。
これらの取り組みを通じ、SORA Technologyは「災害や疫病に強い持続可能な社会」の実現を目指し、グローバルな健康と気候変動の課題解決に貢献しています。
ウェブサイト:https://sora-technology.com/
本件に関するお問い合わせ先
SORA Technology株式会社 広報
E-mail:ichiho.sato@sora-tech.com