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お知らせ

初のインパクトレポート2025(β版)を発行

AIと航空宇宙技術でグローバルヘルスと気候変動課題に取り組むSORA Technology株式会社(本社:愛知県名古屋市、Founder兼CEO:金子洋介、以下ソラテクノロジー)は、当社として初となる「インパクトレポート2025(β版)」を発行しました。

本レポートは、ソラテクノロジーの活動を通じて生まれつつある変化と、その先に見据えるインパクトをステークホルダーの皆さまに共有することを目的として作成・発行しています。

マラリアをはじめとする蚊媒介感染症というグローバルなヘルス課題に対し、「宙(SORA)から、人の生き方に変革を」というミッションのもと、AIxドローンによる新たな課題解決のあり方がどのような可能性を持つのかに焦点を当てるとともに、そのインパクト創出の考え方を、ロジックモデルと実証データを交えて整理しています。

インパクトレポート2025(β版)

インパクトレポート(日本語版):こちら
インパクトレポート(英語版):こちら

インパクトレポート2025(β版)の主なハイライト

・マラリアがもたらす社会課題の構造を整理
医療課題にとどまらず、労働・教育・地域経済に波及するマラリアの影響と、「発生源が見えないこと」が対策の難しさにつながってきた背景を整理しています。

・AIxドローンによる革新的アプローチの提示
人の経験に依存してきた蚊の発生源対策を、空からの俯瞰とデータに基づく意思決定へと転換するソラテクノロジーの技術的アプローチを紹介しています。

・インパクト創出構造・ロジックモデルの明確化
技術導入がどのようにアウトカムや長期的インパクトにつながるのかを、仮説として可視化しました。

・実証を通じて見えた費用対効果の改善可能性
ガーナ共和国での実証では、水域検出、薬剤使用、作業負担などの観点から、より効率的で持続可能な運用モデルへの改善余地が示されました。

・社会・経済的波及効果への期待
感染リスクの可視化は、将来的な行政判断の高度化や早期警戒システム、環境負荷低減などにつながる可能性を秘めています。

・グローバルパートナーシップの広がり
各国政府機関、国際機関、研究機関などとの連携を通じ、グローバルヘルス分野における展開可能性を示しています。

・現場から寄せられる“期待の声”
定量的な変化のみを示すのではなく、医療従事者や行政、現場の担い手などから寄せられた、テクノロジーへの期待や変化の兆しを紹介しています。

持続的なインパクト創出に向けて

ソラテクノロジーは、マラリア対策という具体的な課題への取り組みを起点に、空からのデータと現場の実装力を掛け合わせながら、より効果的で持続可能な解決のあり方を探ってきました。

こうした取り組みに対して、グローバルヘルス分野に関わるリーダーや実務者からも、将来性や社会的意義への期待の声が寄せられています。

これからは、実証などを通じて得られる知見やデータを積み重ねつつ、技術の進化とともに、その活用領域やパートナーシップ、そして組織のあり方をアップデートし、社会的価値と事業の持続性を両立させながら、インパクトを拡張していくことを目指します。

宙(SORA)からのテクノロジーが、人の命や暮らしにどのように寄り添えるのか。ソラテクノロジーは、現場の声に学びながら、その可能性に向き合い続けていきます。

会社概要

会社名:SORA Technology株式会社
本社所在地:愛知県名古屋市西区那古野2-14-1 なごのキャンパス
代表者:金子洋介(Founder兼CEO)
事業内容:ドローンおよびAIを活用した感染症対策、農業支援、気候変動適応支援技術の開発・提供
設立:2020年
SORA Technology株式会社は、「宙(SORA)」から人の生き方に変革を」をミッションに掲げ、ドローンやAI技術を活用し、「世界のどこでも安全で豊かな社会」を実現します。アフリカを中心とするグローバルサウス諸国に、感染症対策や農業生産性向上、気候変動への適応対策支援などの多様なサービスを提供しています。
ウェブサイト:https://sora-technology.com/
Linkedin:https://www.linkedin.com/company/sora-technology/
Facebook:https://www.facebook.com/sora.technology/

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