SORA Technology株式会社は2025年5月1日付けで、住友化学株式会社にて長年にわたりマラリア対策製品の普及に尽力されてきた水野達男氏をマラリア対策事業戦略顧問として迎えましたので、お知らせいたします。

水野氏は、住友化学在籍時にアフリカ・タンザニアにおいてマラリア予防蚊帳「オリセットネット」の製造・販売事業を主導されました。年間3,000万張を生産する体制を構築し、10年間で約3億張を世界各地に供給。世界銀行、USAID、UNICEF、WHO、グローバルファンド等の国際機関とも連携し、日本企業として国際公衆衛生分野に大きく貢献されてきました。

また、2012年には認定NPO法人マラリア・ノーモア・ジャパンの立ち上げに関与し、専務理事・事務局長として、国内外におけるマラリア対策の啓発と政策提言を推進。現在も同団体の顧問として活動を続けられています。

今回の顧問就任にあたり、水野氏は以下のようにコメントしています。

「社会課題を事業として解決する取り組みに強く惹かれています。SORA Technologyが展開するマラリア対策事業は、まさに私がこれまで取り組んできた分野と重なっており、これまでの経験を生かして貢献できればと考えています。」

ドローンおよびAI技術を活用したマラリア対策の高度化を通じて、感染症の脅威にさらされる地域に持続可能なソリューションを提供することを目指しております。
今後は水野氏の豊富な知見と経験を取り入れ、より実効性の高い事業展開を図ってまいります。