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お知らせ

東京都主催の海外の社会課題解決プロジェクトに採択|ケニアでドローン×AIを使った治水や洪水被害抑制対策の実証実験

AIと航空宇宙技術でグローバルヘルスや気候変動課題に取り組むSORA Technology株式会社(本社:愛知県名古屋市、Founder兼CEO:金子洋介、以下ソラテクノロジー)は2024年10月、東京都が主催する海外都市の社会課題解決とスタートアップ企業の海外都市での事業展開を促進するプロジェクト「通称:キングサーモンプロジェクト」に採択されたことをお知らせいたします。
近年、豪雨災害や洪水被害が深刻なケニア・ナイロビを対象に、ドローンとAIを使った治水対策や洪水発生時に被害を最小限に抑える対策の実証実験に取り組み、技術の確立を目指します。

ケニアの水害問題

ケニアでは近年、気候変動の影響を受けた豪雨や洪水による深刻な被害に見舞われており、郊外だけでなく市街地の浸水被害により水系感染症などの感染症や家畜の伝染病の流行も懸念されています。特に下水の氾濫による不衛生な状態が続くことで、コレラといった感染症へのリスクが急激に高まっています。
こうした社会課題に対してケニア政府はスタートアップが持つ先端事業(イノベーション)による解決を期待して、協業や連携を模索している状況です。

◾️ドローンとAIを使った各種対策

ソラテクノロジーはドローンとAIを使ったアプローチを目指します。

1)ドローンを使った治水対策
平時にドローンで上空から地形を撮影し、画像データなどから豪雨時に洪水被害が深刻になりそうなエリアを判別する

2)水害発生時のリアルタイム情報収集
ドローンを使った上空からの画像や映像によって、被害状況の即時把握と迅速な対応策の着手に貢献する

3)発災後の感染症の流行予測
ドローンが撮影した画像をAIで分析することで、特に水に起因する感染症(コレラやマラリアなど)が流行する兆候を掴む

今回の実証実験を通じて、技術の確立と現場での運用方法の見極めを行います。

◾️キングサーモンプロジェクトとは

東京都が主催し、スタートアップの先端事業によって都政現場や海外の都市の諸課題の解決を図る取り組みを支援するプロジェクトです。
「海外都市課題解決コース」では、海外諸都市とスタートアップのマッチングから課題解決までの伴走型の支援を行い、「起業→拡大→イグジット(株式公開等による利益回収)→次の起業」という「起業のサイクル」の確立を目指して、先端事業(イノベーション)による東京の成長と社会的課題の解決を目指します。

キングサーモンプロジェクト「海外都市課題解決コース」
採択日:2024年10月18日
テーマ:洪水・河川氾濫による被害の抑制
提案内容:ドローンでの地表計測による洪水発生及びコレラ等の発生予測
詳細はこちら:海外都市課題解決コース

️ソラテクノロジーについて

「宙(SORA)」から人の生き方に変革を」をミッションに掲げ、ドローンなどのエアモビリティによって「世界のどこでも安全で豊かな社会」を実現します。ドローンとAIを用いて世界三大感染症の一つのマラリア対策をメイン事業としているスタートアップです。

SORA Technology株式会社

本社 愛知県名古屋市西区那古野2-14-1 なごのキャンパス
設立年月 2020年6月
Founder兼CEO 金子洋介
ウェブサイト https://sora-technology.com/

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