【イベント】気候と健康に関するプレTICADサミットに参加|気候変動と健康に関する弊社取り組み及び投資エコシステムについて議論
AIと航空宇宙技術でグローバルヘルスや気候変動課題に取り組むSORA Technology株式会社(本社:愛知県名古屋市、Founder兼CEO:金子洋介、以下ソラテクノロジー)は、4月17日に開催された「気候と健康に関するプレTICADサミット」にパネリストとして参加し、アフリカの気候変動による健康問題を解決するための取り組みに対して、民間セクターの理解や資金調達が事業の発展には必要であるといったことを議論しました。
このイベントは、2025年8月に日本で開催されるTICAD9を見据えて、アフリカにおける気候変動と保健(C&H)投資に対する認識を高め、支援を促進するために開かれました。
写真提供:Malaria No More Japan
■民間セクターからの理解と協力がソリューションの開発と拡大に不可欠
プレTICADサミットには副社長の梅田昌季が参加いたしました。グローバルヘルス分野の投資エコシステムにおける日本の民間セクターの役割に関して、民間企業・スタートアップの視点から議論を交わしました。
梅田は、ソラテクノロジーが主に西アフリカで取り組むマラリア対策ソリューションや気候変動関連事業について紹介をすると同時に、マラリアをはじめとする蚊が媒介する感染症対策は全世界的リスクになっており、TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)のシナリオ分析にて必要不可欠な視点であること、またスタートアップとしてそのような民間企業とのソリューションの共創が、ひいては投資エコシステムの拡大につながり得る点について言及しました。
写真提供:Malaria No More Japan
関連広報
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◾️開催概要
- 開催日 2024年4月17日(水)午後2:00~午後5:30
- 開催地 東京都港区
- 主催 Malaria No More Japan、Malaria No More US、Forecasting Healthy Futures
- 共催 日本国際交流センター/グローバルファンド日本委員会(JCIE / FGFJ)Health Finance Coalition(HFC、パネル2)
- 協力 Triple I for Global Health (パネル2)
- 内容
アフリカにおける気候変動に対する強靭で持続可能な保健システムの構築を目指し、日本のODAなどの支援の枠組みに沿って、気候変動と保健の課題に対する日本のコミットメントと投資をTICAD 2025に向けて発信する。
目的
- TICAD2025における日本のコミットメントの土台を築くため、アフリカにおける気候変動と保健(C&H)投資に対する認識を高め、支援を促進する。
- 気候と保健アジェンダが新しい開発協力大綱とどのように整合しているかを強調し、グローバルヘルスと気候変動への対応における日本のリーダーシップ発揮を促す。
- TICAD2025に向けた優先事項を策定するため、政官界からの関心を測り、気候と保健アジェンダに関する意見を求め集約する。
4. 日本の民間セクターの投資と技術に焦点を当て、気候変動によるアフリカの保健に対する悪影響を軽減、或いは未然に防ぐ適応策強化の観点での重要性と有効性を強調する。
◾️TICAD9について
TICAD/Tokyo International Conference on African Development=アフリカ開発会議
アフリカ開発をテーマとする国際会議で、第1回会議を1993年に開催して以降、2013年の第5回会議までは5年に1回開催されてきました。2016年に初めてアフリカ(ケニア、ナイロビ)で行われた第6回会議からは、3年に1度の開催となっています。
- 開催日時 2025年8月20日から22日
- 開催都市 横浜市
- 共催 国連、国連開発計画(UNDP)、世界銀行及びアフリカ連合委員会(AUC)
◾️ソラテクノロジーについて
「宙から人の生き方に変革を」をミッションに、マラリア対策のみならずデング熱や黄熱病など気候変動に大きく影響される蚊媒介性疾患事業を展開しています。グローバルサウスの国々で得たデータや技術をもとに、先進国にリバースイノベーションをもたらすことを目指し、「宙(SORA)を活用した災害・疫病に負けない持続可能な社会」を実現します。
本件に関するお問い合わせ先
SORA Technology株式会社 広報:佐藤
E-mail:ichiho.sato@sora-tech.com