第1回「グローバルヘルス・アカデミー」にCEO金子が登壇
2022年12月5日、グローバルヘルスを応援するビジネスリーダー有志一同(以下、GH有志)は、グローバルヘルスに寄与するサービスや企業活動への理解促進・関心向上を目的としたプログラム「グローバルヘルス・アカデミー」 (以下、アカデミー)」の記念すべき第1回を開催いたしました。
この度のアカデミーには、SORA Technologyのほか、GH有志のシブサワ・アンド・カンパニー株式会社、日本電気株式会社(NEC)、塩野義製薬株式会社が登壇し、「グローバルヘルス領域の日本企業のリーダーシップ 〜テクノロジー編〜」をテーマとした、各社によるプレゼンテーションが行われました。また、アカデミーの後半では、ビル&メリンダ・ゲイツ財団の柏倉美保子氏がモデレーターを務め、G7の議題でもある「100日ミッション」について、トークセッションを挙行いたしました。
弊社CEO 金子は、「ドローン解析技術と予測分析AIの開発が切り開く三⼤感染症へのアプローチ」と題したプレゼンテーションを行い、ドローン技術とリスク分析AIを駆使してLSM(蚊の幼虫の繁殖域となりうる水域に対して殺虫剤散布等を行うことによって、蚊の幼虫そのものの個体数を減らす方法)のコスト削減に寄与する、SORA Technologyの新たなマラリア対策ソリューションを説明いたしました。また、同プレゼンテーションでは、SORA TechnologyがドローンやAIといった先端技術の教育を通して、途上国における人材育成や産業創出による就業率の改善を目指していることについても触れ、実例としてシエラレオネにおける現地大学との連携をご紹介させていただきました。
100日ミッションについては、「途上国においても検知を行える体制づくりが重要」(金子)と述べ、「日本国内からでは把握することが難しい感染症の現地状況などについて、スタートアップならではの足回りの良さを活かし、最前線でのデータ採取およびデータ活用を通して貢献していきたい」と表明いたしました。SORA Technologyは、安全で豊かな社会を実現するため、日本発の技術をアジアやアフリカの現場で活用することを通して、テクノロジー分野からグローバルヘルスに貢献してまいります。
詳細は以下よりご確認いただけます。
【SORA Technology株式会社について】
SORA Technologyは、「『宙(SORA)』から人の生き方に変革を」をミッションに、ドローンを中心とするエアモビリティを駆使した、新しい社会インフラを創出します。
地球視野で、途上国における先行的な社会実装を目指し、マラリアなどの感染症やラストマイル配送等、喫緊の社会課題の解決に貢献しながら、法整備やドローン運行管理システム(UTM)、ドローンライセンス等の導入支援も含めた、ワンパッケージとしての事業を行います。
また、途上国で培った運用・技術をもとに、先進国へのリバースイノベーションも目指し、「宙(SORA)を活用した災害・疫病に負けない持続可能な社会」「世界の宙(SORA)の安全な管理・統合」を実現していきます。