NHK WORLD-JAPANにフィリピンでのデング熱媒介蚊対策が取り上げられました
AIと航空宇宙技術でグローバルヘルスと気候変動課題に取り組むSORA Technology株式会社(本社:愛知県名古屋市、Founder兼CEO:金子洋介、以下、ソラテクノロジー)は、NHK WORLD-JAPANの特集「Climate Change in Asia」に、フィリピンにおいて実施したデング熱媒介蚊の発生を抑制する実証実験について取り上げられたことをお知らせいたします。
番組ウェブサイトから引用
デング熱とは
デング熱は、蚊(主にネッタイシマカやヒトスジシマカ)が媒介するウイルス性感染症で、世界の熱帯・亜熱帯地域を中心に広がっています。感染すると高熱、頭痛、筋肉や関節の痛み、発疹などが現れ、多くは自然に回復しますが、まれに「重症型デング熱」と呼ばれる合併症を起こし、血漿漏出や臓器障害など命に関わるケースもあります。
特効薬はなく、治療は対症療法が中心で、予防の基本は、蚊に刺されないことと、発生源となる水たまりをなくすことです。地域社会による継続的な蚊の駆除や、個人の虫よけ対策が流行を防ぐ鍵となります。
早期発見と適切な医療によって致死率は1%未満に抑えられるとされています。世界では年間1億〜4億人が感染していると推定され、近年は都市部での流行が増加し、気候変動や人口増加もリスク拡大の要因となっています(厚生労働省のウェブサイトより引用・抜粋)
厚生労働省検疫所:デング熱と重症型のデング熱について
フィリピンでの取り組み
ソラテクノロジーは、国際人道支援団体Help.NGOと共同で、2025年7月にフィリピンのレイテ島においてドローンと人工知能(AI)を活用したデング熱媒介蚊対策の実証実験を行いました。
そのときの様子を現地で取材していただきました。
詳しくはこちら:マラリア媒介蚊対策技術のデング熱への応用を目指しフィリピンでドローンとAIを用いた実証実験を実施
番組概要
番組名:Climate Change in Asia ep. 3: The Threat of Dengue Fever in the Philippines
放映日:2025年9月24日
※2026年9月23日まで無料でご覧いただけます。