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お知らせ

国連総会サイドイベントでパネリストとして登壇|ドローンとAIを用いた感染症インテリジェンスによるパンデミック予測

AIと航空宇宙技術でグローバルヘルスや気候変動課題に取り組むSORA Technology株式会社(本社:愛知県名古屋市、Founder兼CEO:金子洋介、以下ソラテクノロジー)は、CEOの金子が9月に米・ニューヨークで開催された国連年次総会のサイドイベントで、ドローンとAIを用いた感染症の流行予測(感染症インテリジェンス)についての講演を行ったことをお知らせいたします。ソラテクノロジー独自のドローンを使った高解像度のモニタリングデータを用いることで、感染症の将来の感染リスクを予測し、流行の兆しが出た段階でワクチンの最適な配備を実現することに寄与します。

Triple I共同議長の渋澤健氏(左)とSteve Davis氏(右)と写るCEOの金子

国連総会ハイレベルサイドイベント「Impact Investing for Global Health:Triple I Progress & Forward Look」

日時 2024年9月24日14:00-19:00 (アメリカ東部夏時間)
場所 ザ ウエスティン ニューヨーク グランド セントラル
主催 Impact Investment Initiative for Global Health (Triple I for GH)
セッション3 Enhancing Network and Partnership, with increased sectoral understanding

<モデレーター>
Dr. Ayoade Alakija, Co-Chair of Triple I / The Board Chair of FIND

  • <パネリスト>
  • Mr. Yosuke Kaneko Founder / CEO at SORA Technology
  • Dr. Catharina Boehme Assistant Director General External Relations at WHO
  • Mr. Marcos Neto UN Assistant Secretary-General and Director of UNDP’s Bureau for Policy and Programme Support
  • Mr. Farid Fezoua Global Director Health and Education,International Finance Corporation (IFC)
  • Dr. Magda Robalo Co-chair of UHC2030
  • Ms. Nafisa Jiwani Managing Director, U.S. International Development Finance Institution (DFC)
  • Ms. Diene Keita Deputy Executive Director (Programme), UNFPA
  • Dr. Curt H LaBelle Head of Global Health Private Equity, AXA Investment Managers
  • Mr. Jhon Fairhurst Head of Private Sectors Engagement, The Global Fund
  • Mr. Ayotunde Aladejana Head of Global Partnerships,54COLLECTIVE.VC

ドローンとAIを用いた感染症インテリジェンスによるパンデミック予測

ソラテクノロジーは、ドローンで撮影した高解像度のモニタリングデータを独自のAIで解析する感染症の流行予測システムを提供しています。感染症が本格的に流行する前にその兆候を掴むことで、感染リスクが高いコミュニティを特定し、感染症への備えとワクチンの最適配分に寄与できます。
また、オンデマンドでドローンを飛行させることができるため、迅速なリスクマッピングを作成・更新することができます。本技術はGAVI(グローバルワクチンアライアンス)のイノベーションプログラムINFUSEにてショートリストにノミネートされた技術になります。

感染症インテリジェンスとは

感染症による公衆衛生リスクを探知、評価し、予防や制御方法を決定するため、あらゆる情報源から感染症に関するデータを体系的かつ包括的に収集、分析、解釈し、政策上の意思決定及び実務上の判断に活用可能な情報(インテリジェンス)として提供する活動を指します。情報収集・分析及びリスク評価の結果を関係省庁に提供することで、政策上の意思決定や実務上の判断に活用されます。*

厚生労働省資料より

GAVI INFUSEプログラムとは

GAVIワクチンアライアンス(Gavi, the Vaccine Alliance、低所得国の予防接種率を向上させることにより、子どもたちの命と人々の健康を守ることを目的として、2000年にスイスで設立された官民連携パートナーシップ)が2016年の世界経済フォーラム(ダボス会議)で立ち上げた「予防接種への理解と接種規模の拡大、そして予防接種への平等なアクセスのためのイノベーション(INFUSE: Innovation for Uptake, Scale and Equity in Immunisation)」というプロジェクトです。
ワクチンアライアンスのパートナーの専門知識を生かして、大きなインパクトを持つイノベーションにより多くの国がアクセスできるよう協議する場となっています。

GAVI INFUSE

ソラテクノロジーについて

「宙から人の生き方に変革を」をミッションに、マラリア対策のみならずデング熱や黄熱病など、気候変動に大きく影響される蚊媒介性疾患対策事業を展開しています。グローバルサウスの国々の事業で得たデータや技術をもとに、先進国にリバースイノベーションをもたらすことを目指し、「宙(SORA)を活用した災害・疫病に負けない持続可能な社会」を実現します。

SORA Technology株式会社
本社 愛知県名古屋市西区那古野2-14-1 なごのキャンパス
設立年月 2020年6月
Founder兼CEO 金子洋介
ウェブサイト https://sora-technology.com/

本件に関するお問い合わせ先
SORA Technology株式会社 広報:佐藤
E-mail:ichiho.sato@sora-tech.com

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